HIV及びAIDSの深刻化 | 時勢論

HIV及びAIDSの深刻化

まず、先月のニュースから。


■新規HIV感染者は1~3月で207件、昨年同期の150件より大幅増


2004年の1年間に新たに報告されたHIV感染者は748件、エイズ患者は366件でいずれも過去最多を記録、合計1114となり、年間報告数としては初めて1000件を突破してしまったが、2005年に入ってもその勢いに歯止めがかからない状況だ。累計では、HIV感染者報告数が6734件、エイズ患者報告数が3336件で、合計で1万70件に上った。

 

とうとう1万人を突破しました。上記は飽くまで報告があった数字に過ぎず、実数はこの5倍、8倍とも言われています。この「エロ論」のカテゴリーにこの記事をもって来ると、HIV患者へ「偏見をもってる!!」みたいに思われるかもしれませんが、あえてこのカテゴリーにもってきました。

ご存知かと思いますが、HIVへの感染経路 の内、もっとも多いのが性行為 であります。

プライオリティーを付けて、最も多い感染経路である性行為とHIVの関連性について述べようと思いますので、飽くまでHIV及びAIDS患者の方への偏見はありません。予めご了承ください。

では性行為をしたら直ぐに感染してしまうのでしょうか??

答えはNOです。

■性行為の感染について

http://www.platz.jp/~iroiro/naka01-bin/hiv05-05.html

にもあるように、感染条件を満たした上での性行為は危険ですが、もともと感染率が高いウィルスではないので、ある程度の知識があれば感染は防げます。

前述したニュースの通り、もう人事ではありません。よく言われますが、誰が感染してもおかしくない病気となりつつあります。しかし、日本人の危機意識は極端に低い。ちょっとした知識と気配りがあれば感染する確立は極端に低くなるのです。実は、私も昔好きだった看護婦志望の女子に連れられて(←1人じゃ怖いからって理由で南新宿の検査室 で検査しました。その時は「やっべ~よ~」と冗談半分でバカみたいにヘラヘラしていましたが、もうそんな時ではありません。

気になる、思い当たるフシがあれば直ぐ検査へ行くべきだし、軽率な行動は慎む時であります。

どうか、HIV及びAIDSに対して正しい知識を持ち、この見えない敵の餌食にならないよう、心していきましょう!!!